渋谷教育学園渋谷サッカー部とは


サッカー部のあるべき姿とは

 

1.渋谷教育学園渋谷の部活動であること

 

「部活動は、生徒による生徒のための自主的かつ民主的な活動であり、顧問は、生徒の活動を保証し、技術面や生活面での良きアドバイザーとなる。」ということが、高等学校の部活動の大前提だと思います。この前提を元に、それぞれの部で、部員と顧問の総意の上、活動目標や約束事を決めてゆくのが、理想的な形です。文武両道、両立、様々な言葉がありますが、あくまでも学校内の活動ですから、学業優先、学校行事優先は言うまでもないことです。そして、私たちの活動では「スポーツよりも家族を優先する」という形をとるようにしています。家族の用事があるときは、家族の用事を優先するよう指導することで、スポーツよりも大切なこと、プライオリティーを考え行動することを目指しています。

 

2.渋谷教育学園渋谷サッカー部について

 

非常に民主的な部活動です。先輩後輩の関係も良好で、全体が仲良く前向きな取り組みをしています。文武両道でクラスの中心的な役割も果たすという良さがあります。歴代の先輩たちが残してくれた良き伝統であると思います。また中高一貫の良さである6年間のスパンで選手を見ることができ、中学生時に必要なこと、高校生時に必要なことを指導し、うまく連携を取り成長を促せることができます。中学3年生で大会終了して、受験があると、半年間のブランクが空いてしまうことに対して、中高一貫では高校のトレーニングにすぐに参加できるようにしています。

ただ反面、サッカーの結果に対するこだわりが足らなかった部分もあります。サッカーのプレー面、日々の練習への取り組みは今後も改善し、意識を高く持ちやっていく必要があります。

今年度の目標は、インターハイで都大会出場を目標にしています。

 

3.顧問としての考え方

 

サッカーを通して様々な出会いがあり、様々なものを学べることは、技術や体力だけでなく、人間的な成長が得られると思います。私自身、選手時代、顧問、監督として、サッカーに育てられたという強い思いを持っています。サッカーは、世界中で行われているスポーツです。国連の加盟国よりもワールドカップの予選参加国の方が多いということからも、どれくらい世界でサッカーが行われているかということがわかると思います。サッカーをできれば第二外国語を話せるのと同じとは言えませんが「第二のコミュニケーションスキル」として世界で使えるとは言えるのではないでしょうか。

またサッカーをプレーするだけではなく、「観戦すること」「応援すること」「語ること」「指導すること」などプレーヤーとしてできなくなってもサッカーを通して何かできるものを見せれたらと思い、そのすべてがあるドイツに遠征してきました。詳しくは、2012ドイツ遠征を見てください。スポーツ文化としてのサッカーを伝えることが私の目標であり使命だと思っています。

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